ブースター第15弾『無限転生』にて登場する『リンクジョーカー』のカードです。
意思のある者がЯするときに発生する負のエナジーのみを糧とする「星輝兵」の最強の終末兵器。
元はカオスブレイカーが趣味で作っていたものだが、カオスブレイカーのきまぐれによって最凶最悪の兵器として完成した。
溢れ出る紫の炎は、体内に内包しきれずに溢れ出ている負のエネルギーである。
※名前の意味「Ω」というのはギリシア文字の最後の文字です。「Я」というのはキリル文字の最後の文字です。最後の文字というのが共通しています。
グレンというのは炎をまとっていることから『紅蓮』でしょう。ディオスというのは「Dios」神という意味があります。
能力について相手の呪縛カード5枚で特殊勝利するアルティメットブレイク!
相手の呪縛カード全てを次の解呪タイミングで解呪できなくするリミットブレイク!
Яユニット登場時相手のリアガードを1枚呪縛する効果
リアガードのЯユニット全てのパワーを+4kする能力
と大量の能力を持っています。
特殊勝利するアルティメットブレイク!はLB5、相手の呪縛カード5枚と非常に難しい条件ですが効果は非常に強力です。
相手のダメージが何枚だろうが、手札が何枚だろうが、ヒールトリガーが相手のデッキトップにあろうが関係ありません、アタックせずに勝利することができます。
難しい条件に見合った特殊勝利効果と言えます。
5枚呪縛する方法ですが、後述する、呪縛延長とЯユニットコール時の呪縛だけではコストばっかりかかります。
ライドするだけで2枚呪縛することができる《星輝兵 インフィニットゼロ・ドラゴン》や呪縛カードがあればCB1と自身をコストにさらに呪縛できる《星輝兵 ダストテイル・ユニコーン》も十分候補に入ります。
ぶっちゃけた話、ブレイクライドしてユニコーン3枚、もしくはユニコーン2枚と呪縛用Яユニット、呪縛延長用Яユニットがあれば、特殊勝利できます。
リミットブレイク!は相手の次の解呪タイミングで解呪できなくする効果です。
基本的にアルティメットブレイク!をサポートする能力と言えます。
1枚呪縛延長するのも、4枚呪縛延長するのもコストが同じなので、大量に呪縛延長したほうがコスパがいいです。
コストはCB1とЯ名称のカードを手札から1枚捨てるというものです。
CB1はリアガードでCBコストを使うLJは限られており、CB1というのが大概なのでCB足りないってことはないでしょう。
「Я」ユニットを捨てるというのは案外難しいかもしれません。
「Я」ユニットは全てグレード3なので、必然的にデッキ投入の枚数を減らしがちです。
さらに、もう一つの効果でЯ登場時に呪縛する効果もこのカードは持っているので、呪縛するためのЯユニットと、呪縛延長するためのЯユニットの2つが必要になります。
1ターンに1度ですが、Яユニットをコールすれば相手のリアガードを1枚呪縛することができます。
前列後列、グレードの指定がないのでなんでも呪縛できます。
この効果だけで特殊勝利を狙うのは呪縛延長効果のコストとこの効果の発動条件を考えると非常に難しいので、この効果もあくまでアルティメットブレイク!のサポートと考えるべきでしょう。
最後の効果としてリアガードのЯユニット全てをリンクジョーカーとして扱い、パワーを+4kします。
Яユニットは全て11kのパワーを持っているので、ノーコストで15kアタッカーが完成します。適当にブーストするだけでリアガードでも21k以上になれます。
Яユニットが持つ盟主も、リンクジョーカーとしても扱うことで事実上無効化することができます。
「星輝兵」の名称を持っているので星輝兵のサポートが使えます。
って言っても、デッキ構築難しそうなんで入るかどうか分かりませんが。
「盟主」を持っていないので、デメリットなしパワー11kカードとしても使用できます。
このカードをメインとしてデッキを組む場合、盟主がないので他のクランのカードを派遣(Я以外にも)できるということになります。
デメリット特殊勝利は非常に強力ですが、リンクジョーカーには自爆互換がまだないので4点で止められた場合いつまでたっても特殊勝利できません。
特殊勝利をメインとしてデッキを作る場合これは非常に厳しいです。わざわざグレンディオスを見た相手が5点目を叩き込んでくれることはまずないので。
自爆互換が無限転生で出れば解決ですが、5枚呪縛できるのにアルティメットブレイク!できねぇとかいう状況になると最悪ですね。
デッキ構築も難しいです。
延長のためにЯカードが必要だし、コールして呪縛するためのЯカードも必要なので、大量のЯカードが必要になります。
特殊勝利と相性のいい、インフィニットゼロやユニコーンはグレード3やグレード0なので、これらとЯを入れるとなるとグレードバランスがごちゃごちゃになります。
《星輝兵 ワールドライン・ドラゴン》があるとは言っても、確実にリンクジョーカーにライドできるわけではないし、Яにライドしてしまうと、《隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ“Я”》以外は盟主効果があってまともにアタックすら出来ません。
ヒャッキヴォーグはライド時効果でヒャッキ(同クランカード)を呼べるので。
ライドしてしまったЯユニットはアタックできないし、効果の発動もままなりません。コストの呪縛は基本的にЯカードのクランを参照するのでリンクジョーカーデッキの場合それらを用意できない可能性が高いからです。
Яユニットは手札にある場合はリンクジョーカーとして扱えないので、完ガのコストにすら出来ません。
特殊勝利を狙う場合は、ダメージを与える必要がないので、様々なプレイングやデッキ構築が考えられます。☆トリガーいらないじゃん、とかね。
自爆出ないと現実的な構築が難しい気がする。